大建ブログ

積みの美学

こんにちは、高橋です。

薪ストーブライフを楽しまれている方の、たぶんあまり世の中には伝わっていない密かな楽しみの一つが「積み」ではないでしょうか?

なんのこっちゃ?と思う方は大多数でしょうが、僕もその楽しみを享受しているうちの末席のひとりです。

その楽しみ方とは「薪を美しく積む」ということです。

薪は均等には割れません。(長さは事前にチェーンソーでカットして均一にできます。)

ですから、積むときには不揃いな薪の断面や凹凸、欠け、節等を見極め、崩れないようバランスよく積んでいく必要があります。これがとても難しい!同じ形が無いため、適当に積むとすぐ傾きます。さらに美しさを求めたらより高度な作業になっていきます。でも時間はかけられません。なぜならここにかける労働時間には対価が生まれないからです!(特に仕事中は!)そういう縛りもあるため、うまくいったときは気分が上がります。

また、積み方にも様々あり、例えば、下の写真のように3~4本の薪を並べて交互に重ねていくやり方もあります。

これだと小さなスペースで多く積んでおくことができますので、「大建の家展示場」の土間にはこのような感じで薪小屋から数日分を運んで、常時積んでおります。

失敗するとグラグラして隙間も多く格好悪いのですが、丁度よくはまった時はとても美しく見え、惚れ惚れします。(石積みの時と似た感覚)

この積みの美学は完全に自己満足の世界なので、誰にも気にされず上からどんどんストーブにくべられていきます。それでも、薪ストーブライフを愉しむうえで、薪の積み方にも面白さがあるんだね、と分かっていただけるだけで何よりです。

展示場でいい「積み」を見たときは、高橋やってるな(二ヤリ)と思っていただけるだけで最高です。