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無垢材リノベーションについて。何事も事前調査が大切です。
2020年07月05日(日)

こんにちは、高橋です。

今日は弊社の「無垢材リノベーション」についてお話をしておきたいと思います。

まず、リノベーションとは、付加価値を付けた大規模リフォームと認識ください。

そして自然素材や無垢材を使用した弊社のスタイルを「無垢材リノベーション」と称しております。

 

リノベーションのメリットは、基礎や柱、梁などの主要構造物のみを残した状態までスケルトン解体することにより、

既存建物の問題点をすべて露わにし、「補強」「断熱改修」「屋根の葺き替え」「間取りの変更」を行うことで、新築時以上の性能と過ごしやすさを実現するというものです。

デメリットは、解体に時間がかかることと、コストがかかることです。一般的には新築の8割ほどといわれていますが、既存住宅の状態により増減の幅がかなりあります。基礎の大部分を改修することになるようであれば、新築以上にコストがかかる場合もありますので、既存住宅の状態を事前にチェックすることが大切です。

写真はスケルトン解体後の施工事例です。ここまで柱が残っている状態ですとコストは抑えられます。

 

事前調査は2段階で行います。

 

1.まず、弊社スタッフでお伺いし、外周部・床下・天井裏・床の歪み等をチェックします。

 ご希望があれば、建物の歪みもお部屋ごとに測ります。・・・ここまでは無料です。

2.次に、リノベーションが可能と判断した場合に、「インスペクション」を行います。

 第3者機関でより正確な数値を出します。オプションで基礎コンクリート強度測定や鉄筋検査、耐震検査も可能です。

 「インスペクション」は有料となりますが、無垢材リノベーションを行う場合は必須過程としています。

 

「インスペクション」のタイミングについては、具体的にお話を進める段階で行うことが良いと思います。

 

この他にも素材や工法、木造住宅の基本を学べる「家づくり勉強会」の無料開催や資金計画のご相談、現場見学会、完成内覧会等のご見学をしていただいて、ご計画を進めていくかどうかの判断をしていただけたらと思います。