秋田市飯島字薬師田Ｋ様邸

思い出の建具とともに歴史を紡ぐ家

数年かけて故郷男鹿の真山を望む風景と重なる土地を秋田市内で探していたＫ様。ちょうど展示場の近くに、正面に太平山を望む絶好のロケーションの土地をご紹介することができ、ここからＫ様との家づくりが始まりました。プランには、杉丸太の大黒柱や無垢の造作建具等、「木の家」にこだわりをもつＫ様らしい仕様に。長年住まわれた故郷やご両親への想いも一緒にご新居に移り住んでもらえるよう、男鹿の職人が仕立てたご実家の建具や照明の笠も積極的に新居へ採用いたしました。さらに実益を兼ねた趣味として薪ストーブも設置。インナーガレージには奥様の恒例行事であるハタハタ寿司を作る専用のシンク台も設置しました。サプライズで男鹿を模した苔庭もリビングの窓からチラリと顔を覗かせます。苔庭を初めて見た時の奥様の涙は、住み手と作り手の想いが繋がったような感覚を覚え、忘れられない思い出となりました。